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生体腎移植は誰が行うことができるか

心臓病の娘がいるとき、心臓移植しか助かる道が無いと言われたら親としては自分の心臓を移植してほしいと考えるかもしれません。しかし生きている人から心臓を取って移植をすればその人の命はなくなります。そのため生きている人からの心臓移植は行われません。その他の臓器も基本的には脳死状態の人からの移植が基本です。臓器の中で臓器が複数あるのが腎臓で、機能としては1つでもそれなりに体を維持できるとされています。そのことから生きている人の健康な腎臓を腎臓病の人に移植する手術が受けられる時があります。これを生体腎移植と言いますが、この時には移植できる人に制限があるので注意が必要です。脳死の人からの移植だと特に血縁関係でなくても移植が可能ですが、生体腎移植では移植学会による倫理指針が決められていてそちらで制限をかけています。他人同士だと金品の授受等の問題が発生するためのようで、倫理委員会が認めるなどの特例が無いと他人の生体腎移植はできません。

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